私は大学院でエネルギー工学を専攻しており、学生時代は経済のけの字も分かっておらず、財務諸表も当然よく。分からなかった
就職したものの業務としては現場の保守や設計などでBSやらPLやらは全く意識せずに仕事をしてきた。
周りの同僚も当然理解はしておらず日々目の前の仕事に埋没していたし、財務諸表のことなど、考えることは無かったと言うのが実態だ。
日々をTwitterを見ているとどうやら資産形成が大事と言う事が分かり、株式投資を始めた。
株式投資の書籍を読んで個別銘柄の分析には財務諸表の分析が必要だとウォーレンバフェットが言っているので、ほーんそんなのがあるんや、と言うのがきっかけで財務諸表に興味を持った。
私のような意識の低い非経済系の理系の社会人で財務諸表に関心を持つきっかけ流れは、このようなものが多いのでは無いだろうか。
そこで、とりあえずこの本を買って読んでみたが、振り返るととっかかりとしてはとても良かったと思う。財務諸表よくわからんマンで未読の方がいれば是非読んでほしい。
前置きが長くなったが、読者に置かれては個人のBSを把握しているだろうか。
普段生活している分には気にしなくても良いが、アパートローンやプロパーローンを引くことになる場合、PLはもちろんBSもドローダウンする金額を金融機関が審査するにあたり、極めて重要な要素となる。
また生命保険の掛け金の適正な金額を設定するにあたっては、自身の純資産(や生命保険以外で遺族に遺せる基金など)を把握するこどが肝要である。
本稿では私個人のBS費目について紹介する。
読者に置かれては自身のBSを見直すきっかけとしてほしい